うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
原作者の高橋留美子が「押井さんの『うる星やつら』です」と、否定的な評価をしているくらの押井ワールド全開な本作。確かにうる星のドタバタループを否定したり、全共闘な台詞をメガネに語らせたり、最後は夢だと言い切ったりとか、まあやりたい邦題だしね。でもこれが押井だから仕方ない。名作。

今観ても子供時の頃に観たときの言葉にできない不安感や焦燥感はまったく色褪せない。とにかく怖いんだよ。サクラと温泉の喫茶店シーンとか、温泉に帰宅を命じられてまた学校前に集まるシーンとか、しのぶの風鈴のシーンとか、戦闘機に乗ってXXXを発見するシーンとか、ほんと嫌だw

ちなみに、アレックス・プロヤス監督の『ダークシティ』なんかは、本作の影響やオマージュがびしびし感じられる作品なのでおすすめ。ジェニファー・コネリーが美しい!w

教養として抑えておくべきアニメの名作ということで、子供らと一緒に観賞したけど、中3長女はそこそこ理解できたみたいで高評価だった。中1次女と小4長男は漫画と違うけど面白かったらしいので一安心。また大きくなって観なおしてほしいな。

次は、押井シリーズで『パトレイバー2』でも観せようかな。いや、まだ早いかw

ー うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
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この記事を書いた人

東京在住映画好きアラフィフ男子。好きな映画1位は『ゴッドファーザー』。最近はもっぱらVODでの鑑賞がメイン。でもやっぱりスクリーンで観たい。息子を映画好きにする計画実践中!

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