歴史的名作『シャイニング』の40年後となる続編。観たくないけど観たい。けどやっぱり観なくても良かったかなｗ。前半はサイキックバトルで楽しめたけど、後半はむりくりシャイニング・オマージュでいまいち。「キングも、キューブリック遺族も本作に太鼓判」なんて言ってる時点で言わずもがなだｗ
そもそも、シャイニングはスティーブン・キングの原作とスタンリー・キューブリックの映画で物語もオチも異なるのが物議をかもしてるのは有名な話。まあ文句言ってるのはキングのほうだけどｗ。原作で焼け落ちたホテルをキューブリックは氷漬けにしたしなー。
前半、ユアン・マクレガー演じる大人になったダニーが、圧倒的な力（シャイニングｗ）をもつ少女アブラと出会って敵グループの女ボス・ローズと超能力でせめぎ合うところは最高に面白かった。まあ、ローズ役のレベッカ・ファーガソンの美貌とスタイルに負うところも大きいけどね。
後半は雑な展開になってしまってむりくり例の呪われたホテルに乗り込んでいく。正直ホテルのシーンはワクワクしたけど懐かしの超常現象を再現しつつもちょっと茶化すような演出が気になり……。なんというか大切なものを台無しにされたような……。最後も念願かなって？ホテル炎上。これ、まさかキングの意趣返しか？ｗ
あと、ホテルをセットで再現したのは頑張ったと思うけど、ジャック・ニコルソンのそっくりさんんはいただけない。あれならCGで良かったのでは？ジャックは俳優引退してるしクレジット入るとギャラ発生するしでやむ無しだったのかな。
総じて、マイク・フラナガン監督がキングとキューブリックに挟まれ苦悩した作品ではと邪推してしまうｗ
ー ドクター・スリープ
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