いつか子供と観ようと温めていた作品。期待どおりの面白さだったけどこれもうジャック・ブラックのワンマンショーだよなw。ジャックから目が離せないというかジャックしか目に入らないw。まあ息子も楽しかったみたいだし良いんだけど。欲を言えばコメディ要素がもっと欲しかったな。デューイとロザリー校長の絡みも突っ込んで欲しかった。ロック好きならより楽しめたんだろうなー。監督がリチャード・リンクレイターとはびっくり!
ここからネタバレあり!
ロックは反体制であり抵抗だというなら、もっと学校や先生とのせめぎ合いが見たかったな。教室に目張りして音漏れを防ぎながら(絶対漏れるけどw)箱庭的にひたすら練習できるとかちとつまらない。せっかく伝統ある私立校が舞台なんだから教条的な教区方針とのガチンコバトル的な展開が欲しかった。
学生たちの演奏がやたら上手いなと思ったら、もともと演奏できる子役たちらしい。ジャック・ブラックも副業でバンドやってるらしいし、そりゃみんな上手いわw
ネッド役のマイク・ホワイトが脚本を書いてるんだけど、友人であるジャックを主演にと書いたんだとか。なんなら、黒板のロック相関図は監督が書いたんだとか。どいつもこいつもジャックとロックが好きだなw
「スクール・オブ・ロック」は2003年の公開から今年で20周年らしく、ジャック・ブラックが同窓会イベントを企画してるんだとか。長く愛されてる映画なんだなー。
スクール・オブ・ロック(2003)
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジャックブラック, ジョーン・キューザック, マイク・ホワイト