古典的なホラーコメディ。ポランスキー監督自身が道化役を演じるベタベタなドタバタ劇にニヤニヤがとまらないw。最後のオチもそうきたか!と。古い作品ではあるけど映像はなかなか凝ってるし台詞を極力廃してるのも面白い。シャロン・テートが超絶美しくて、その美貌と豊かな胸に目を奪われまくりだ。
あと、MGMのオープニングのアニメーションですでに遊んでるので冒頭から必見!
ポランスキーは自身の監督作『テナント』でも主演してるし、あの『チャイナタウン』でもジャック・ニコルソンの鼻を切る役でちょい役で出てたりする。正直、背は低いし首も短いけどなんか存在感あるんだよなw。本作では若かりしポランスキーの姿が印象的だった。
ロマン・ポランスキーとシャロン・テートは本作での共演が縁で付き合い1968年に結婚。1年後にあの悲惨な事件に巻き込まれることとなる。出会いの映画でありながら悲劇の始まりでもある作品でもあり胸が痛い…。
ポランスキー監督好きを自負しながら、まだ観られてない作品もある。そろそろ抑えていかないとな。次は『ポランスキーの欲望の館』でも攻めてみようかなw
吸血鬼(1967)
監督 ロマン・ポランスキー
出演 ジャック・マッゴーラン, ロマン・ポランスキー, シャロン・テート