ナチス占領下のオランダが舞台。と聞くとズッシリきそうだけどそこはバーホーベン監督。上質なサスペンスに仕上がってて大満足!ナチス=悪でレジスタンス=正義みたいな価値観を揺さぶる演出がバーホーベンらしくていいね。戦争に善悪なんてないんだよと。軍も怖いが民衆も怖い。戦争の業。人の業だ。
そしてヒロインのカリス・ファン・ハウテンに大量の糞尿ぶっかけという、どう考えても不要だろ的な過剰演出もバーホーベンだから許せる!さらにそのいヒロインが『ゲーム・オブ・スローンズ』の司祭メリサンドル役もやってたとは。その所業はともかく美しい人である。
ー ブラックブック
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