デビッド・O・ラッセル監督でクリスチャン・ベール主演でマーゴット・ロビーにジョン・デビッド・ワシントン共演とか胸が高鳴るし外れるわけがない!そんな期待値で鑑賞。結果まあまあだったw。ある陰謀論が元ネタの実話系物語だけど重すぎず終始お気楽なノリ。ただ全体的に会話劇だし箱庭的な展開が続くので眠たくなるのは否めない。豪華キャストとマーゴット・ロビーの顔面力でどうにか踏ん張れた。とにもかくにも消化不良だw
ここからネタバレあり!
思うに、あくまで娯楽作品として映像化してるんだろうから、もっとコメディマシマシで撮ったほうがハマったんじゃないかなあ。コロナ禍もあって構想は5年にも及んだらしいけど、やたらと練りすぎた結果、角が取れて丸くなってしまったそんな印象。まあ実話系だから難しいんだろうけど。
ラッセル監督は作品のテーマについて「友情と愛」とか言ってるみたいだけど、3人にとってそこまで“アムステルダム”が素晴らしいものだったとはいまひとつ共感できず。ただ馬鹿騒ぎしてただけにしか見えないし、戦後だし時代背景とかもあるんだろうけど、そこがハマらなかったのが俺の敗因な気がするw
個人的に一番盛り上がったのが、冒頭、背が高くて綺麗な女優が出てきてすぐに車にひかれて死亡するシーン。なんか見たことある顔だなーと思ったら、テイラー・スウィフトだったw。ほんと、ラッセル監督は豪華キャストだな!
繰り返しになるけど、とにもかくにも消化不良だったので、監督の次回作に期待したい。
アムステルダム(2022)
監督:デビッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール, マーゴット・ロビー, ジョン・デビッド・ワシントン, ラミ・マレック, ロバート・デ・ニーロ,