いや凄いわ。まさかこんな物語だとは……。宇宙船が「ばかうけ」とか言ってるレベルじゃねえぞ!“彼ら”のメッセージは?その真意は?ルイーズの選択は?ラストは衝撃と感動でうち震えたよ。『2001年宇宙の旅』に比肩する作品と言うと大げさだろうか?天才ドゥニ・ビルヌーブ監督のSF映画史に残る傑作だ。
エイミー・アダムス演じる言語学者ルイーズが宇宙船内で“彼ら”と遭遇し文字を解読していくビジュアルが斬新かつ独創的でワクワクがとまらなかった。なるほど異質なモノとの接触と理解にはやっぱり言語が重要だよなぁと再認識。
あんまり語るとネタバレするから小ネタでも…。本作でも熱演しているエイミー・アダムスは2018年時点でオスカー6度ノミネートで未だ無冠という記録をもっている。はやくアカデミー賞あげてくれー。