女だてらにボクシングでハングリーにチャンピオン?とか思って観てたら、いきなり涙なしには観れない展開に。まさかこんな重たい話になってくとは……。それでも、C・イーストウッド監督は、大げさに飾りたてることはせず、やたらと感傷的にもならずに、ただ静かにこの物語を紡いでいく。重いけどw
それでも、C・イーストウッド監督は、大げさに飾りたてることはせず、やたらと感傷的にもならずに、ただ静かにこの物語を紡いでいく。ただ、後半は前半の小気味よいテンポもちと失われた印象。
前作の『ミスティック・リバー』と同様に描こうとするテーマはとても重たい。だからこそ、とても丁寧に描かれていて胸に迫るものはあった。けど、ちょっと重過ぎたかな。
でも、これがC・イーストウッド監督のらしさなんだろうな。生きることの意味を問う。「失敗してもいい。精一杯生きるんだ。」そんなメッセージが込められているように感じたよ。
ー ミリオンダラー・ベイビー
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