やはり名作。文句なし。ただ誤算だったのが家族での鑑賞には正直ちょっと早かったなってこと。嫁押しもあって選んだものの、中2の長女で「まあまあ面白かった」くらいの反応で、小6の次女や小3長男は言わずもがな。この物語の魅力のすべてを体感させられなかった。もったいないことをしたよ……。
それはそれとして、あらためて観なおしてみると、箱庭劇なのに飽きさせない演出と伏線の仕込みと回収がほんと素晴らしい。フランク・ダラボン監督が脚本も兼ねてるんだけど、意外や寡作な人なんだよなー。あの『ミスト』も同監督だし。こりゃトム・ハンクスを避けて観てない『グリーン・マイル』を観るときがきたのかも?w
ただし、家族で子供と観るなら注意したいところもある。油断してたけどショーシャンクは「PG12」なんだよね…。具体的には2つのシーンが気になり。まずは冒頭、不倫妻と男が絡むシーン。妻と男が「もう我慢出来ない!」てノリで激しくキスしながら互いにパンツとベルトを外そうとする…。直球なエロだけど時間は短いし本番シーンはないからまあギリOKかな、と。
厳しかったのが刑務所内で主人公がゲイ集団に襲われるシーン。もちろん直接的なシーンはないんだけど、ゲイ集団が「ヤル」だ「ケツ」だを連呼しまくりだし、はてには「フ◯ラ」って単語が出たときはさすがに嫁も「大丈夫?」と振り返る始末…。子供らは意味が分からずスルーしたっぽいけどどうかなー。やっぱり観せるの早かったなー。
でもまあ、それはそれとして名作なのは揺るがない。鑑賞後の爽快感は唯一無二。子供らがもう少し大きくなったら再鑑賞しよう。そのときには話を忘れてくれてますようにw
ー ショーシャンクの空に
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