ダニー・ボイル監督&リチャード・カーティス脚本でちと期待値上げすぎたかな。ビートルズが存在しない世界って設定は秀逸で楽しめたけど、ありきたりな展開&オチが惜しい……。でも、本人役のエド・シーランとの絡みは最高だった。まさかラップが下手くそと言われ俺はサリエリと自虐する役だとはw
ジャック役のヒメーシュ・パテルは見ためインド人?と思ったらやっぱりインド系イギリス人だった。オーディションで役をゲットしただけあって歌がめちゃ上手い。クリストファー・ノーラン監督の新作にも出るらしく楽しみだ。
エリー役のリリー・ジェームズも良かった。ジャックのことが好きなのにひたすら支え見守る控えめ女子。いいよねぇ。時おり若かりし頃のウィノナ・ライダーに見える瞬間があってちょっと興奮したぞw
リチャード・カーティスいわく、エド・シーランとは共にサフォーク出身で交流もあり、彼をモデルに脚本を書いたんだとか。ジャックがミュージシャンとして成功していくストーリはまさにエド・シーランか。
とにかく、ダニー・ボイルとリチャード・カーティスのビートルズ愛がめちゃめちゃ伝わってくる爽やかな佳作だ。