
90分にアクション映画のワクワクが詰まりまくってる。息子がミームで流れてくる名シーンや名台詞を見たいと言うから、30年以上ぶりに鑑賞したけど、こんなに面白い映画だったとはw。冒頭、自宅に侵入してきたテロリストをまさかの「OK!」で射殺するシーンは大爆笑だったw。息子の解説つきで名場面や名台詞を堪能。正直めちゃくちゃな内容だけど、意外にも物語の筋は1本通ってるんだよなあ。これぞ迷作であり名作だ。
ここからネタバレあり!
とにかく名台詞のオンパレード。「名セリフだけを集めれば本編ができあがる」なんて言われるほどで、実際ネットでミーム化してるのも頷ける。ゆえに吹き替えで観たんだけど、息子が見たがってた名シーンも一通り拾えて大満足だったw
例えば、「お前は最後に殺すと約束したな…あれは嘘だ」で崖から突き落とすくだり、「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」、「野郎ぶっ殺してやる!」、ベネットとの「銃なんか捨ててかかって来い!」とか。どれも聞き覚えがあって、こうやって断片的にネットで浴びてたフレーズが本編で繋がると妙な感動があるw
で、一番笑ったのは息子も見たがってた冒頭の「OK!」からのズドン。娘を返してほしければ協力しろ、OK?と聞かれてキメ顔で「OK!」、直後に射殺。主人公の所業とは思えない爆笑シーンなんだけど、調べてみたら面白い裏話があった。実はこの「OK」、原語では「NO」もしくは拒否の返事なんだとか。それをテレビ朝日版の翻訳(平田勝茂さん)が「OK」と意訳したことで、あの「口ではOKと言いつつ即射殺」という唯一無二のミームが生まれたらしい。つまりあの名シーンは日本の吹き替えが独自に育てた文化なんだよな。翻訳の妙、おそるべし。
コマンドーのミームがこれだけ愛されてるのも、玄田哲章さんはじめ声優陣の熱演と、この自由で秀逸な吹き替えあってこそ。息子と「これがあの元ネタか」と答え合わせしながら観る90分。名台詞を堪能したいなら吹き替え版一択で!
コマンドー(1985)
監督 マーク・L・レスター
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー, アリッサ・ミラノ
