
いやもう、なんでこの内容でドラゴンボールを撮ろうと思ったんだよ!ドラゴンボールである必要のない物語とキャラクター。久々に強烈なやつを浴びてしまったw まあ息子が「クソ映画だから観よう」と誘ってきたから覚悟はしてたけどなー。ツッコミどころは山ほどあるけど、亀仙人がまさかのチョウ・ユンファだったのが衝撃すぎる…。いやいや香港の大スターだぞ!無駄遣いにもほどがあるわ。噂に違わぬ伝説のクソ映画でしたw
ここからネタバレあり!
まず、悟空がなぜか高校に通ういじめられっ子で、同級生のチチに片思いしてる時点で「え?」となるw ブルマはやたらと戦闘的だし、ヤムチャに至ってはもうお前誰だよ状態。全体的にジャッキーのカンフー映画みたいなノリで話が進んでいく。これ、キャラの名前が同じなだけで、もはやドラゴンボールじゃないんだよなあ。
そしてラスト。ピッコロっぽいボス生物に、悟空っぽい主人公がカメハメハで自分ごと前に飛んで突っ込んで倒す。もう意味不明すぎるw 全編ずっと文化祭の出し物みたいなノリだったけど、最後の最後までやってくれた。物理法則どうなってんだよ。
で、この映画、脚本家のベン・ラムジーが後に謝罪してるんだよな。しかも公開から7年も経った2016年に。理由もひどくて、そもそもドラゴンボールのファンじゃなかったのに、ギャラに目がくらんで引き受けたんだとか。「情熱を持たずに作れば良い結果にはならない」と反省の弁を述べてる。いや、作る前に気づけよw でも、ここまで潔く非を認めた謝罪も珍しくて、逆に嫌いになれないんだよな。
原作の鳥山明もはっきり苦言を呈してる。公開当時は「別次元の新ドラゴンボールとして観るのが正解かも」とやんわり流してたのが、後年には「変更案を出しても製作側は妙な自信があって聞き入れず、案の定な出来になった」とバッサリw そりゃ匙も投げるわ。
漫画の実写化で伝説になった『デビルマン』が日本の東の横綱だとしたら、ハリウッドの西の横綱はこの『DRAGONBALL EVOLUTION』だろうか。いや、知らんけどw
