
ちょっと高尚すぎたかな。そもそもシェイクスピアの素養がないのが致命的で、どこまでもハマれずずるずると終幕を迎えてしまった。可もなく不可もなく賛否しづらい感じというか。とはいえ、みんなの演技が凄かったのは間違いなくて、特にバックリーは名演技でオスカーも納得だ。半ば強引に振り返ると家族の物語であり母の子への激しい愛の物語であり再生の物語だったんだろうなと。ハムネットは舞台で永遠に生き続ける的な。
ここからネタバレあり!
演技がほんとによくて、アグネス役のジェシー・バックリーは凄かったし、ウィリアム役のポール・メスカルもよかった。ハムネットの子役ジャコビ・ジュープも素晴らしかったな。舞台での成長したハムネット役のノア・ジュープはなんと実兄なんだとか。そりゃ似てるわw
ラストはハムレットの舞台でウィリアムもアグネスも息子の死をようやく受け入れられたし、闇のなかで彷徨ってたぽいハムネットも無事昇天できたと理解してるけど合ってるよな?
ロンドンに行って下積みしてたであろうウィリアムの物語が見たかったな。いかにして物語を紡いで発表して売れるに至ったのか。劇曲作家として大成していったのかが知りたかった。原作の作者が女性だからアグネス視点になるのはわかるけど、片手落ち感あった。
実際の妻・アグネスはどちらかというと悪評が多いらしい。夫・ウィリアムにとってどういう存在だったんだろうか。気にはなるけど、原作読んでみようとかましてや劇曲に触れてみようとは思わないw
ハムネット(2025)
監督:クロエ・ジャオ
出演:ジェシー・バックリー, ポール・メスカル, エミリー・ワトソン, ジョー・アルウィン