イングロリアス・バスターズ

イングロリアス・バスターズ

ピット主演じゃなくてクリストフ・ヴァルツ主演の映画じゃないのか?ってくらいんい他の出演者をまるっと喰ってアカデミー助演男優賞まで取ったヴァルツの熱演が一番の見所。今年のアカデミー賞でもタランティーノの新作『ジャンゴ』で助演男優賞取ってたしノッてるなー。さすがのピットも存在感薄いw

スパイものだけに緊張感あふれるシーンが多く手に汗握る。特にメラニー・ロランがホテルに呼び出されてナチス将校達と会話するシーンが良かった。何気ない会話と表情の中に色んな思いや駆け引きが混ざり合ってて味わい深いものが。長回しも効いてたし。同じように酒場のシーンも秀逸で、タランティーノらしさ炸裂だ。

けど悪趣味な映画ではあるよなー。ナチス刈りとか頭の皮を剥ぐとかどうにも共感しづらいわ。思うにナチス兵が連合軍の兵士をバッタバッタと狙撃してる映画をご満悦かつ歓喜しながら鑑賞している総統はじめナチス高官らのシーンと同じようなノリでアメリカ人もこの映画を観て心から楽しんだんだろうなー。実際アメリカでも評価良かったらしいし、興行的にもタランティーノ作品では一番だったとかねー。

ー イングロリアス・バスターズ
Amazon: Prime Videoで観る >
Amazon: Blu-rayで観る >

使ってる動画配信サービスを紹介!(2023年5月版)> 
利用中の動画配信サービス(VOD)をご紹介。イチオシは…。

映画好きなら有機ELテレビこそが最強!(2023年4月版) >
映画好きなら自宅でも映画館気分に浸りたい。イチオシは…。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

東京在住の映画好きアラフィフ男子。オールタイムベストは『ゴッドファーザー』。最近はもっぱらVODでの鑑賞がメイン。でもやっぱりスクリーンで観たい。息子を映画好きにする計画を実践中!あと映画好き仲間と不定期で映画館に行く「映画部」も活動中w

目次