ボーダーライン

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メキシコ超怖い!ドゥニ・ビルヌーブ監督らしい俯瞰映像やリアルな演出が最高だ。市街地での護送シーンやトンネル突入シーンは臨場感ありすぎ。クライマックスも容赦ない行動で実に満足。復讐劇はこうじゃないとな! てかこれ主演デル・トロじゃね? エミリー・ブラントは役割的にも傍観者で可愛そう。

ただ、エミリー・ブラント演じるケイトが中盤まで作戦の詳細や自分の役割を説明してもらえず苛立ちまくるくらい説明不足のまま進行するので「ワケガワカラナイヨ」と心折れるリスクはややありだ。もちろん嫁は中盤で寝落ちw

ベニチオ・デル・トロは久々だなぁ。謎だらけの男・アレハンドロを見事に演じてて完全に周りを食ってる。もはや主演と言っていい圧倒的な存在感だ。続編『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』では正式に主演らしいからこれは観ざるをえん。

メキシコやコロンビアの麻薬カルテルものはどれも残酷かつ凄惨で観てて疲弊するんだけどこれがどうして面白いから困るわー。途中で止まってたNetflixの『ナルコス』再開しようかなw

 

以下、ちょっとネタバレあり!

 

「ボーダーライン」は邦題なんだけど、アメリカとメキシコの国境線、正義と悪の境界、法の遵守と無視とか、いろいろな意味が含まれてる気がして悪くない。原題の「SICARIO」は殺し屋の意味なので、これだとちょっとネタバレだよなw

クライマックスで、アレハンドロが妻と娘の仇である、カルテルNo.3のアラルコンを追い詰めるシーン。食事中だったアラルコン家族の妻と息子2人を先に殺害して絶望を味あわせてから復習を遂げる演出は復讐劇として素晴らしかった。

原作だと、妻と息子2人は逃してアラルコンだけ殺害するらしく、これをヴィルヌーブ監督とデル・トロが話し合って映画のように変えたんだとか。このシーンのデル・トロの表情や台詞とかぜんぶ最高。さすがです。

ー ボーダーライン
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