イミテーション・ゲーム

イミテーション・ゲーム

やたら評価が高いから期待してたけどいまひとつだった。収穫はドイツ軍の暗号エニグマを解読したアラン・チューリングという天才数学者を知れたこと、ベネディクト・カンバーバッチの演技が素晴らしかったことかな。暗号解読までの過程もなんか淡々としててもの足りないし盛りあがらない。これチューリングがゲイだったことに重心置きすぎなんじゃないかな。高評価もゲイ&多様性ネタだったからかーって気づいても後の祭りだよ。

 

ここからネタバレあり!!!

 

思うに、もっとアラン・チューリングの史実映画としてドラマティックに描けばよかったのに。ゲイなのも事実だけどそれは枝葉末節で本筋はそこじゃないだろーと。ゲイであることをを掘り下げすぎ、多様性にこだわりすぎだろ。まあ41歳で自殺した理由も同性愛がまだ犯罪だった時代に逮捕されてうんぬんだからわからいでもないけどさ……。

それでもやっぱり、アラン・チューリングは「コンピューターの父」「人工知能の父」とまで称されるほどの天才だったし近年になって名誉回復&再評価もされてるんだから、映画としてはエニグマの暗号解読をテーマとしてその過程をもっと掘り下げてほしかったし、それ以後の功績にもしっかりと光をあててほしかった。学生時代とか掘り下げてる場合じゃねーぞ。

最後もフワッと終わってしまってほんともの足りない……。後で調べたら自殺の死因は青酸カリを塗ったリンゴをかじったことなんだとか。どうりで序盤で青酸カリが出てきたし、中盤で仲間にリンゴを配ったりしてたのね。だったらちゃんと最期まで描けよだし伏線回収してくれよなー。

まあ、暗号解読という重要な機密事項に従事してたゆえ、世間に知られることも評価されることもなかったアラン・チューリングという人物を知れたのはよかったよ。また彼の人生を真摯に描くような作品があればぜひ観てみたい。

ー イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(2014)
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