淡々と粛々と。派手すぎず地味すぎず。イーストウッド監督作品にハズレ無し(ドハマりも無し)は健在。今回は主演で90歳の老人役だけど、皺々で枯れまくりな御姿は見てて心配になるほどだよ。主人公のアールは実はただの天然キャラで周りが天然に振り回されるドタバタ劇に思えたのは俺だけか?w
麻薬組織のドラッグを運ぶ話にしては、アールの周りのギャングどもは優しめなやからばかりで、マジで悪!みたいなキャラはあんまり出てこない。実話ベースだからあんまり過激にできなかったのか、それとも本当にこんなノリだったのかな?
豪華キャストも見どころの一つ。ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、実の娘のアリソン・イーストウッドなどなど、イーストウッド組が勢揃い。
ボスの豪邸に招待されて若い女とイチャイチャ&ハッスルするシーンとか無駄に力が入ってた気がするなw。でも、何が一番ショックだったって、最後までボスがアンディ・ガルシアだったことに気づけなかったこと……。マジで凹むわー。