サスペンスの王道!誘拐監禁された女性ジェシカと、救出に奔走するライアン青年をつなぐのは、一本の電話だけ。ライアンは携帯電話だからトンネル入ると電波が弱くなったり、携帯の充電が切れかけたりと、携帯独自のトラブルに巻き込まれるってのが見所。最後までドキドキハラハラの展開でとても満足。
最近はこれでもかと捻ってみたり、やたら複雑な見せ方をしたりするサスペンス映画が多いけど、これはシンプルでまさに王道。クリス・エヴァンス演じるライアンなんて、最初は女たらしのお調子ものなのに、最後には別人のようなタフガイに成長。しかし、クリス・エヴァンスってイイ俳優だよなー。
ジェシカ役のキム・ベイシンガーも年食って皺増えたけど相変わらず綺麗。髪振り乱し叫び倒しの狂気の熱演はお見事。元彼女役でジェシカ・ビールがチラリと出てたけど、こちらもスタイル抜群。眼福です。
セルラー(2004)
監督:デヴィッド・エリス
出演:キム・ベイシンガー, クリス・エヴァンス, ジェイソン・ステイサム, ウィリアム・H・メイシー