パッチギ!

パッチギ!

歪んだ歴史認識を押しつけるなよ! そもそも「拉致は日本の作り出した物語」なんて馬鹿な発言をするような監督の映画なんて観たくもなかったけど、そんな主義主張と映画は別だよな。と思いなおして鑑賞したけどやっぱ駄目だった…。塩谷俊は爽やかだったし、沢尻エリカは可愛いかった。ただそれだけだ。

何が駄目って、自虐史観どっぷりの井筒監督の歪んだ歴史認識を、全編通して押し付けてくるのがとにかく萎える。在日は被害者でありひたすら善であり、日本人は加害者でありひたすら悪であるって、よくもまあここまで一方的に描くよな。

何も知らない日本人は、この映画を観て心から反省したり、涙を流したりするのだろうか。ちょっと歴史を勉強している人なら「嘘を言うなっ」と突っこむシーンばかりだ。涙ながらに嘘を語って責めるな老人!言われっぱなしで泣くな主人公!

パッチギ!(2005)
監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬, 沢尻エリカ, 高岡蒼佑

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この記事を書いた人

東京在住の映画好きアラフィフ男子。オールタイムベストは『ゴッドファーザー』。最近はもっぱらVODでの鑑賞がメイン。でもやっぱりスクリーンで観たい。息子を映画好きにする計画実践中!

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