コロナ禍の今、話題になってる作品。コロナウイルスによる感染で世界中がパニックになってる今を予言してたかのような描写だらけで驚かされる。さすが専門家の監修を入れてるだけあるし、スティーヴン・ソダーバーグ監督らしいリアルな演出もはまってる。観るなら今でしょう!なのは間違いないな。
何がリアルって、感染が広がり死者が出たことで学校は閉鎖され街は無人となる。クラスターが発生し買い占めや暴動が起こり都市は封鎖され家から出られない。隔離病棟の確保や感染経路の調査、ワクチンの開発。メディアやブロガーの暴走などなど、まさにコロナの今が凝縮されている。
留意したいのは、作中のウイルスの致死率が20〜30%に設定されているらしいことだ。現時点でのコロナの致死率は0.01〜2%なので、作中のウイルスとは比較にならないくらい弱い。ゆえに作中のウイルス=コロナだと思いこまないように注意したい。ちなみに、エボラ出血熱の致死率は20〜90%あるらしい。怖すぎるだろ……。
ウイルスネタにばかり気を取られがちだけど、実は豪華キャストなのも見所だ。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウなど有名所が勢揃い。さすがソダーバーグ作品。白眉はウィネス・パルトローの頭が○○るシーンだなw
以下、ネタバレあり!!!
最終的にはCDC(アメリカ疾病予防管理センター)によるワクチン開発が成功するのか?いつ接種できるようになるのか?がポイントになるわけで、そうなると時間のかかる治験をどう乗り越えていくんだろう?と思って観ていたんだけど……。結局、開発者が自分に接種して治験完了っていくら緊急事態とはいえさすがに乱暴じゃね?と。これまた違う意味で驚かされたよw
ー コンテイジョン
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