あの『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフがオナラしまくる死体となって海を渡る意味不明な予告に惹かれて家族で観賞!なかなか楽しめた。ただ、下ネタ台詞(オナニー連呼など)が多いから子供は要注意だし、レーティングGはないわー。最後のシーン、なぜか息子は感動して泣いていたw
ポール・ダノ演じる主人公ハンクが死体のメニーと出会ってお題よろしくアーミーナイフばりに便利に使いまくる笑えるシーンは前半にほぼ集中してて、中盤はハンクの妄想炸裂しまくりでちょっと分かりづらくなったのが残念。
後半はなんとか息を吹き返して(死体じゃなくて物語が)、最後は怒涛の展開でまさかの感動作品ぽいオチになるんなんて、一体誰が予想できただろうか…。観終わって息子はなぜか号泣していたけれどw
まあとにかく破天荒すぎる狂った設定と脚本だよ。よくこんなネタ思いついて映画化までしたなー。監督・脚本はダニエル兄弟でコンビ名は“ダニエルズ”だとか。漫才コンビかよw
ちょっと失敗したなと反省してるのは、途中シモネタというかオナニーをネタにした台詞が頻発したり、死体が勃起してそれをフル活用したりするので、子供とは一緒に観ないほうがよかったな。でもまあ息子が珍しく観たがったからなー。予告にヤラレタなー。
スイス・アーミー・マン(2016)
監督 ダニエル・シャイナート, ダニエル・クワン
出演 ポール・ダノ, ダニエル・ラドクリフ, メアリー・エリザベス・ウィンステッド