監督スティーブン・ダルドリー、脚本リチャード・カーティスだけに必見!ブラジルのスラム街を舞台にゴミ山で財布を拾った少年3人が悪者に追われながらも世界を変える秘密に迫る。ブラジル社会の闇とスラムでの生活。そこで生きる少年たちのタフさと強かさ。テンポも良くてドキドキワクワクで楽しめた。
生き生きと躍動する3人の少年はいずれも演技経験のない素人だとか。なるほど製作総指揮で『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督が参加してるから、素人少年の扱いは手慣れたもんだろうし、スラム街の生々しい描写もさすがだ。
とはいえご都合主義な展開も多いし、少年3人の背景がサラッとしてるのが惜しい。なぜ主人公ラファエルは生活が苦しいのに目前のお金を求めず、命をかけてまで謎を解こうとするのだろうか。娯楽もなければ未来もないがゆえかなぁ…。でもラストは爽快。オススメ。
鍵を握る男ジョゼ・アンジェロを演じるのはブラジル人俳優のワグネル・モウラ。…どっかで観たことあるような?と思ってたら、Netflixのドラマ『ナルコス』で麻薬王パブロ・エスコバルを演じてた俳優だ!と気づいて一人で興奮w
ー トラッシュ! この街が輝く日まで
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